蒸しタオルケアのすすめ
エステサロンではスチーマーがあるため毛穴が開き、汚れが取りやすく、美容成分もよく浸透するため、美肌を手に入れることができます。
では、自宅でできるケアはないのでしょうか？というご質問を多くいただいていますので、今回は自宅で簡単にできる「蒸しタオルケア」をご紹介します。
秋から冬にかけて肌は大きく変わるため、「蒸しタオル洗顔＆パック」を始めるのには最高のスタートとなります。
蒸しタオルの効果
蒸しタオルの効果としては、毛穴を開かせて肌の奥の汚れを引き出す「毛穴の黒ずみ解消」、肌を温めることにより血液やリンパ液の循環を促進する「血色が良くなりくすみ解消」、新陳代謝を高めてターンオーバーを活発化「老廃物や古い角質を除去」、ストレスや疲労を和らげ、免疫力を高める「自然治癒力がアップ」顔のシワ・むくみが減少し、化粧ノリが良くなる「肌トラブルをなくし、肌の機能の低下を防ぐ」など美容に重要な効果を発揮します。
蒸しタオル後のケア
蒸しタオルをした後の肌は乾燥しやすくなっているため、砂漠に水が染み込むように浸透力が高くなっています。
ローションでたっぷり水分補給して下さい。
シミ・シワなどに効果的な美容液なども深部まで届けてくれるため、是非ともお勧めします。
STEP1 早速準備！蒸しタオルをつくろう
細長く二つ折りにしたタオルを水でよくぬらし、軽く絞ります。タオルの両端からクルクルと巻いてラップで包むかビニール袋に入れて、電子レンジで約30秒～１分加熱します。
※加熱時間はあくまでも目安です。タオルの大きさや、電子レンジによっても異なります。自分の肌できもちいいと感じる温かさに調整し、くれぐれもやけどには注意してください。
ワンポイントアドバイス
電子レンジが無い場合は、洗面器に42C°くらいのお湯を入れてタオルを浸しよく絞ります。お風呂で行うとさらに効果大。
STEP2 リラックス効果！毛穴もしっかり広がる
一度タオルを広げて折り直し、顔が覆われるほどの大きさにして顔にのせ、30秒～2分ほどそのままで顔を蒸します。
温度が冷めるまででもOK。
ワンポイントアドバイス
メイクをしたままでもできますが、かなり濃いメイクの場合は一度クレンジングしてから行う方が毛穴の奥まで汚れがきれいにとれます。
STEP3 クレンジングで毛穴の汚れもスッキリ
クレンジングで細部まで丁寧にマッサージしながらなじませたあと、よく洗い流します。そのあとはいつものように、ローション等でしっかり保湿。 蒸しタオル後のお肌はやわらかくなっていますので、天然ゲルとアミノ酸によってメイク汚れや老化角質を吸着して優しくスムーズに洗い落としてくれるラシンシア クレンジングゲルがおすすめです。
※蒸しタオル後や入浴後の肌を指でこすると、皮膚が消しゴムのカスのようにポロポロとれてくることがあります。肌がツルツルして嬉しくなるため、さらにこすってしまい、肌が赤くなることが・・・。決してこすらず、自然にまかせて下さい。
ワンポイントアドバイス
クレンジングのあとはローションをたっぷり使って、しっかり保湿が絶対条件！
SPECIAL1 美容上級者は2度目でキマる
STEP1～3の後に、もう一度蒸しタオルを作り、顔にのせて１分ほど放置。次に蒸しタオルを折り返し、きれいな部分で力を入れずに拭き取ります。二度行うことで頑固な毛穴も開き、奥深い汚れまできれいにとることができます。
※絶対にこすらず、優しく拭き取るようにしましょう。
SPECIAL2 開いた毛穴は冷やしタオルで解消
大きく開いてしまった毛穴で悩んでいる人には、蒸しタオルの後に冷やしタオルを約30秒～1分顔にのせます。これを2回繰り返すと効果的です。
プチリラクシング・・・蒸しタオルのエトセトラ
- ぬるめのお湯にタオルを浸してお顔にのせれば、ほっとするリラックス効果でストレスや疲労を和らげてくれます。お湯にレモンの香りを1～3滴加えるとさらに至福の時間をお楽しみいただけます。ローズマリーやラベンダーも美肌効果に◎セラピケア（アロマオイル）からお好みの香りを選んでリラックスしてください。
- ふくらはぎの冷えやむくみには蒸しタオルを足首と膝の裏側に約１分30秒あてると緩和できます。
- 肩コリ、首のコリには蒸しタオルを患部と手首に約1分あてると、血流がよくなり楽になります。
- 目の疲れにはアイマスクのように、目のまわりだけを、蒸しタオルと冷やしタオルを交互に約５分ずつあて、2回繰り返すと効果あり。
ダメージヘアにも効果大！キレイな髪を取り戻そう
髪の痛みが目立つときは、シャンプー後に蒸しタオルパックがお勧めです。パックの方法はとっても簡単。
まず、シャンプーの後タオルで軽く水気をとり、トリートメントを髪によくなじませます。タオルを熱いお湯で温めてから、しっかりしぼり、髪が隠れるように頭全体を覆い、その上からヘアーキャップをかぶります。
5分～6分待ってからタオルを取り、地肌を中心にしっかりすすいで完了です。
週に1・2回を目安に行うと、健康でつややかな髪に。
