「自分のお肌の状態は毎日変わっている」ということ、みなさまはご存知でしょうか。
同じ化粧品を使っていても昨日までは何もなかったのに、今日はかゆみや赤みが出たり、突然軽い湿疹が出たりすることはありませんか?また、それらの症状は自分だけだと思っていませんか?
これらの症状の原因は、お肌が敏感で弱いということだけではありません。最近のことを少し思い返してみてください。
あなたの生活習慣をチェックしてみましょう
- 睡眠時間があまりとれない、眠りが浅い
- 悩み事や、急激にストレスを感じるようなことがあった
- 忙しくてゆっくり過ごせていない
- 甘いものや辛いものをたくさん食べ過ぎたり、アルコールを飲みすぎた
- 生理前後だ
- 体重の増減がある
- 新陳代謝がよくなるような軽い運動を始めた、または運動を辞めた
- 季節の変わり目や毎日の天候の変化、気温差に敏感だ
・・・こういったことが、お肌のトラブルにつながっている可能性は十分にあります。
頭や心で深く考えないことでも、肌や体は感じている、ということが意外とたくさんあります。忘れてしまいがちな事であっても肌や体は正直でよく覚えていますから、翌日に限らず、2~3日、または一週間経ってから反応が現れることもあります。それほどデリケートで敏感なのがお肌なのです。
Q.いつもの化粧品で湿疹が・・・。どうして?
いつもの化粧品をいつも通りに使っていたのに、今朝つけたらかゆくなり小さい湿疹ができました。
30分ほどで赤みも湿疹もひいたけど、どうして?
A.化粧品の問題ではなく、肌そのものの調子がよくなかったのでは
色々な状況がありますから一概には言えませんが、かゆみがひいた時間を考えますと、ほとんどの場合は化粧品の問題ではなく、その日の肌の調子がよくなかったのだと思います。これはスタッフの間でもよくあり、疲れている時や睡眠不足のとき、生理前後によくなります。乾燥がひどい時にもよくなります。自然にすぐ治る場合が多いので、かかずに何もしない処置法にしていますが、急いでいる場合は冷タオルで顔を冷やしてください。
ワンポイント!
スキンケアを使い分けましょう!
スタッフやサロンのプロの方は調子が悪そうな時、今日は肌が乾燥していると感じるとき、生理前後などはいつもと違う敏感肌用のスキンケアにチェンジします。かゆみを抑え過敏なときにはベストなスキンケアです。
お肌は乾燥していると、紫外線やほこり、細菌などの刺激物質に対し過敏に反応するなど、肌荒れを起こしやすくなります。保湿力が高く、刺激物質の侵入を防ぐセラミドが配合されたATP リピッドゲルがおすすめです。
Q.あの新しい化粧品をぜひ使ってみたい。でも肌がすごく弱いんです。
気になる商品があるから試したいけど、肌がすごく弱いために心配で試す勇気がありません。
それでも使ってみたいのですが、どうすればいいでしょうか?
A.初めて試すのは肌の調子がいい時に。荒れても目立たない部位がオススメ
肌の調子が悪いときに新しいスキンケアを使用すると、肌が過敏になっているため赤くなったりかゆみが出る方が多く、その化粧品が合わないと思いがち。今まで使用していたスキンケアが、アルコールや石油系など肌によくない成分で作られていた場合、反応を起こすケースもあります。また、新しい製品が浸透性が高いと、潤いや栄養が肌の奥に入り皮膚がびっくりして反応する場合もよくあります。買ったらすぐに試すのではなく、「今日は肌の調子がいいぞ」と思える時に試してみてください。少しでも肌が安定している時に試す方が、よりその化粧品のことがよくわかります。首の後ろや二の腕の内側・顎の下など、目立たない部位で試すのもおすすめです。
ワンポイント!
大丈夫!もっと重要なのは心です。心配しながら試すと肌細胞がビクビクします。大丈夫と思いながら試すことも大事な要素のひとつ。